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昨年の今頃、
札幌市家庭的保育者研修に
参加していました。
レポートや実習もある
連続5日間。
保育士の仕事の再確認や
10年以上のブランクの間に
変わったことが
たくさんありました。
見学実習で感じたのは、
大きな保育園の中の
小さな人たちが
一斉に行動する。
1歳クラスは、
子ども5人に保育士1人。
五つ子だよね。
しかも、自分の意思で
あちこち動きたくなるお年頃。
小さな子どもに寄り添って
じっくりかかわりをもてて
少人数だから
待てる余裕もある
そんな保育がしたいと
思えたからの
小さな保育園での
再就職でした。
でも、週一勤務だけで
体はいっぱいいっぱいです。
ひと昔前は、子どもを預けて働くなんて
かわいそうだね…
私が保育園で勤務していた頃、
夫の収入だけで暮らせるのに
赤ちゃんから預けて働くなんて…
そんなことをいう人もいました。
今から12年前の話…ですが、
もしかして、今もそんなふうに
感じながら保育している人が
いるのかなぁ…
かわいそうって、どんなこと?
赤ちゃんがかわいそうなら、
それはお母さんやお父さんが
信頼できない人に預けているってこと?
安心できる人に預けることができるなら
それはかわいそうなことじゃない。
大切にされて、かわいいねっていわれて
子どもの成長を一緒に喜んで
時には涙してくれるなら
幸せなことだと思う。
お父さんやお母さんが
私は社会で働いて輝きたいのに
子どものために我慢して育児してる。
あなたのために…が、いつか
あなたのために私はこんなに
我慢してきたのに
夢をあきらめたのに
と言われたら…
だから、
働きたい
外で輝きたい
そんな風に思うのなら
安心して預ける人を
真剣に探して
そして委ねること。
0歳からだって、社会人の
スタートのはじまり。
私は子どもといたいと思うなら
3歳から集団保育じゃなくてもいい。
4歳だって、5歳だって、
何なら小学校からでもいい。
そのうち、子どもの方から
友だちと遊びたい。
なんで、早く迎えに来るの?
そうしたら、お母さん,お父さんは、
さびしいかもしれないけれど、
ちょっとずつ子離れの練習の
始まりかもしれません。
子どもを預けて
ちょっとの間離れてみて
感じてみてください。
自分の気持ちにね。